Getting Started
Hello, sinetone!!
- このドキュメントのコードは で実行することができます。
- コードを直接変更することも出来ますので、timbre.js の便利さを今すぐ体感できます。
timbre.js では関数 T()
で生成される T オブジェクト を組み合わせてプログラミングを行ないます。T オブジェクトの種類は T 関数 の最初の引数として文字列で指定します。まずは簡単な使い方としてサイン波を出力してみましょう。音量に注意して実行してみてください。音が鳴ったら今度は sin
の部分を saw
と変更して実行してみてください。違う種類の音 ( のこぎり波 ) が鳴ります。
二番目の引数には辞書形式でプロパティを指定します。以下の例ではサイン波を出力するオシレーターのプロパティを 880(Hz) に設定して再生しています。
プロパティをあとから指定する場合は set
メソッドを使用します。
三番目以降には入力オブジェクトを記述します。ほとんどの T オブジェクト は自身の処理の前に入力オブジェクトの値を加算します。たとえばエンベロープオブジェクトでは自身の出力値と入力オブジェクトの値を積算して出力します。
Tオブジェクトの動作の流れ
- 入力オブジェクトの値を加算する
- 属性値の計算を行う
- オブジェクト独自の処理を行う
- 結果を出力する
出力された値は別の Tオブジェクトの入力 / 属性値になる
このようなシンプルな仕様に基づいて動作するため、柔軟なサウンド生成を簡単に行なうことが可能です。